映画鑑賞 第2回 『あと1センチの恋』
今回紹介しますのは、こちら。
『あと1センチの恋』
2014年の作品です。
タイトルで分かると思いますが、こちらの作品、恋愛映画でございます。
原作がセシリア・アハーンの『愛は虹の向こうに』で、それを映画化した洋題が『Love, Rosie』となっていますが……
邦題のセンスが素晴らしい。
原作のタイトルも洋題もガン無視しちゃってる雰囲気ですが、sawseeはこれで正解だと思っています。
この映画、幼馴染の男女2人のすれ違う恋の話なんですが、これでもかってぐらいにすれ違います。
その凄まじいすれ違い様に心が締め付けられ、心苦しくなってきます。
さらに終盤に近づくにつれて、「これってもしかしてバッドエンド?」なんて不安が頭をよぎり、しだいに苛立ちも募り始めちゃったり。
結局、最後は泣くんですけどね。
そして、映画の主題とも言える、近すぎて気付けずすれ違う2人の心の距離。
やはりタイトルの『あと1センチ』というのが見事。
短いには短いけれど、長さとしてはしっかりと長さとしてあり、長いかというと決して長くはないその長さを、1センチとズバリ具体的な数字として出しているところがいいです。
ぜひご覧になってみてください。泣けます。
では、また次回に。